森村学園は1910年、明治時代の実業家、森村市左衛門によってつくられた学校です。森村市左衛門は、TOTOやノリタケなどの森村グループの創始者で、日米貿易のパイオニアでもあります。「人を育てる」ことの重要性を悟り、多くの教育事業に私財を投じてきました。そして、晩年私邸の一部を開放して幼稚園と小学校を開設、これが森村学園の始まりです。創立以来「独立自営」の建学の精神と校訓「正直・親切・勤勉」の精神は、現在に至るまで脈々と引き継がれています。
森村学園は、生徒一人ひとりの個性を何よりも大切にし、その中に秘められた無限の可能性を引き出すための教育活動に積極的に取り組んできました。
現在では、実業家であった創立者の高邁な精神に学ぶ「ソーシャル・アントレプレナーシップ教育」や、森村グループとの連携、国際標準の言語力と思考力を育成する「ランゲージ・アーツ」、理数分野の発展的な学びを実現する「STREAM教育」など、本校独自の新たなプログラムの実践を通して、予測困難な現代社会を力強く歩んでいく力を育んでいます。
創立当初より海外に目を向けた教育を行ってきた本校では、グローバル教育も日常に根付いています。国際交流に関する取り組みを一体的に推進する「国際交流・多言語教育センター」が中心となり、多彩なプログラムを展開。生徒が学校にいながら多様性や多文化に触れる機会を創出しています。年間を通じて実施されるさまざまな言語や文化の講座や、食を通して異文化理解を深める「多文化ごはん」、海外の学生を迎えて行う国際交流プログラムなど、その内容は多岐にわたります。さらに、オンラインでアメリカの高校卒業資格を取得できる「US Dual Diploma Program」は導入6年目を迎え、これまでに20名以上の修了生を輩出。海外大学をはじめ、多様な進路実現へとつなげています。
森村学園には、生徒一人ひとりが挑戦し、視野を広げ、学びを深めるための豊かな環境があります。創立者の精神を人生の指針となる「森村マインド」として受け継ぎながら、生徒の主体的な学びを引き出し、「自らを磨き、世を動かす力となる」人材の育成をこれからも目指してまいります。