個性を伸ばし、豊かな人間性を育みます。

本校は「自ら考え、自ら学び、自ら行う」とする自学自動、自念自動を教育方針としています。本学の創立者成瀬仁蔵が1901年の創立時に唱えたもので、120年を経た現在でも教育の根幹として連綿と受け継がれています。学習面では幅広い分野の基礎を深く理解し、将来それぞれの分野で大きく伸びるためのしっかりとした⼟台を作ります。また、生活面では様々な自治活動に参加し、自ら企画し、実行する機会を多く持つことで、リーダーシップや協調性を身につけます。中学校では互いに尊重しあい、自己や人間について考えさせる中から、他者への深い理解や思いやりの心を培うようにしています。さらに、社会的な関心や問題意識に繋がるように様々な工夫を授業や自治活動にて行っています。高等学校では自治の精神を重視し、自由な校風の下で学校生活や行事を企画・運営していく中から、多様な分野で活躍できる女性に成長していきます。本校では大学進学を教育のゴールとは考えていません。一貫教育がもたらす豊かな時間の中で充実した学校生活を提供し、将来自立して社会に貢献できる人材、人間性豊かな女性を育てることに力を注いでいます。