鶴見大学附属中学校・高等学校
「創立100周年」
本校は創立100周年を迎えました。
本校の教育の根幹は禅の精神です。目標は「随所に主となる」すなわち「どのような場所でも、自分らしく輝く人になる」こと。先の見えない時代だからこそ、一人ひとりが自分の選んだ場所や与えられた場所で、自らの個性を発揮して、いきいきと生きていくことができるように、しっかりと力をつけていきます。生きる力は自己理解・他者理解であり、自分を知ることによって、他の人を思いやることができます。そのことによって、人間関係が構築され、信頼され、必要な存在になれ、社会に役立つ人間として、自分の置かれた場所、状況で最善を尽くせる人になり、幸せになれます。これが、本校の教育です。
「教科エリア＋ホームベース」で主体的に学ぶ
生徒一人ひとりの知的好奇心を伸ばし、自ら主体的に学ぶ姿勢を育成するというコンセプトのもとで、校舎は「教科エリア」と「ホームベース」に分かれています。各教科のねらいと特性を活かして設計された「教科エリア」では、全教室にICT機器を活用できる授業環境が整備され、中心部に位置するメディアセンターは生徒が自ら探求し、言語として表現する学びと発表の場、そして協働学習の場ともなっています。各クラス毎に割り当てられた「ホームベース」はホームルーム活動、そして「禅」の教えと作法を通じて心を豊かにする場ともなっています。また、「禅」の文化と大学附属校としての立地を活かし、地域に根差した国際交流も進めています。