浅野中学校・高等学校
本校は1920(大正9)年、浅野總一郎によって創立された男子校です。当初よりの校訓の一つに<九転十起>があります。一般に言われている七転び八起きより2回多くなっています。これは幾多の困難や挫折にあっても不屈の闘志で未来を切り開いた創立者の生き方そのものを表現しています。
もう一つの校訓<愛と和>は創立者の意を汲んで初代校長に就任した水崎基一によるもので、人間が日々生活する上での心得を表しています。
この<九転十起・愛と和>の2つの校訓は、現在でも色あせることなく受け継がれており、現代風に言い換えれば「自己に対しては粘り強く研鑽し、周りの人への気遣いを忘れない」こととなります。
本校が、現浅野生に求めていること-<強さ・逞しさ>と<優しさ・思いやり>-それは、この創立以来揺るぎなく伝承された2つの精神に他なりません。こうした教育方針の下、本校を巣立っていった卒業生はそれぞれの分野でリーダーとして活躍しています。