サレジオ学院中学校・高等学校
アシステンツァから25歳の男づくりへ
聖ヨハネ・ボスコが産業革命時イタリアで創立した修道会「サレジオ会」の学校は海を渡って世界に広まり、日本でサレジオ学院になりました。ドン・ボスコは、「人間はどのような環境にあっても等しく『全人的成長』を求められ、それを実現するための機会(教育の機会)をあたえられるべきだ」と唱え、当時の青少年たちに自分たちを表現できる遊び場、学ぶ教室、祈る教会、そして安らぐ家としてオラトリオを始めました。これが今や世界に広がるサレジオ会の学校の共通する基本理念になっています。
生徒一人一人の存在を認め、学校生活のあらゆる場面で生徒の成長を学校全体でアシストすることでサレジオの基本精神を実現しています。このサレジオ学院の教育理念は“アシステンツァ(” イタリア語で「共にいる」)という言葉で表されます。目標とすべきは目の前の大学合格ではなく、『25歳の男づくり』と考えています。社会人として周囲が見えてくる年齢の25歳を目標に定め、知識だけではない精神的にも成長した立派な大人を目指しています。