逗子開成中学校・高等学校
志 雲より高く
1903年に東京の開成中学校の分校として創設された逗子開成の教育の原点は、校名でもある「開成」です。この言葉は中国の古典「易経」にある「開物成務」に由来します。これは「物を開き、務めを成す」と読み、「物事の真理を探究し、目標をしっかり定め、天下の務め、各自の責務を果たす」ことを意味します。逗子開成では、個々が高い目標を掲げ、困難があっても挫けることなくそれを成し遂げようと努力を続ける強い意志を持つこと、そして社会的責務を果たす大切さを知ることを学びます。
進学校としての高いレベルの毎日の授業や⼟曜講座を通じて「幅広い知識と豊かな教養、多彩な表現力」を身につけ、恵まれた環境の中で行うヨット帆走や遠泳などの海洋教育や映画上映などの情操教育で「豊かな心と逞しくしなやかな身体」を持ち、生徒会やクラブの活動には「自主独立」の精神と「開物成務の気概」を持って臨み、海外研修などの国際交流によって広い視野を持ちながら自らの力で「時代を切り拓く」。これが逗子開成の教育目標です。
逗子開成の6年間で多くのことにチャレンジし、旺盛な探究心と十分な学力・体力・気力を持って、高い目標を、大きな夢を抱いて、世界へと羽ばたいていってほしいと願っています。