聖セシリア女子中学校・高等学校
カトリックの教えをもとに、愛の心を育む
2024年3月に実施した卒業生へのアンケート結果では、「聖セシリアに入学してよかった」と100%が回答し、皆勤賞、精勤賞が例年約50%いるなど、充実した学校生活を送っていることがわかります。それは1クラス30名、1学年4クラスの少人数制で家庭的な校風により自己表現する機会に恵まれ、友人同士、生徒と教師、ともに良好な人間関係の中で、「心と学力」のバランスのとれた教育を実践していることに起因しています。
聖セシリアに学ぶ生徒たちはとても明るくて素直です。よく笑い、よく語り合います。しかし、いったん授業になると真剣な態度を見せ、張りつめた雰囲気を作ります。十代でかけがえのない時期を送る生徒たちは、生きる意味、学ぶ意義を考え、日々の学習や四季を彩る行事を通して学びます。参加協力することの大切さ、努力した結果の達成感、充実感など、さまざまな体験によって目に見えて成長していきます。そして、人間らしく生きる喜び、お互いの命の尊さに気づき、他者への配慮へと広がる心の成長を得ます。それは未来に続く幸福の基盤であり、それこそが聖セシリアの中に根づいている、1929年の建学以来変わることない教育理念です。